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2005年6月から7月にかけて2週間程、ブルガリアとルーマニアに スケッチ旅行に出かけた。 まず、バルカン半島を西のブルガリアの首都ソフィアから黒海沿岸のネセバルまで バルカン山脈の麓に沿って横断した。 高速道路などはなく細い道路を延々とバスでひた走った。 途中の道路の両側はまっ黄色のひまわりや、 うす紫色のラベンダーの畑が麓を覆っていた。 走っているバスの前を狐が横切ったり、 牛が道の真ん中にのんびり横たわっていたり、 コウノトリが農家の屋根の煙突に巣づくりして雛を育てている様子が 車窓から見えたりして、実にのどかなバスでのドライブだった。 ブルガリアとルーマニアの世界遺産の都市をめぐる旅であったが なぜかその世界遺産の周辺や裏側をスケッチしてきた。 これはブルガリア編(1)である。 |
[01] リラの僧院 ブルガリア正教の総本山「世界遺産」 リラの僧院 ブルガリアの首都ソフィアから南え100キロのところにある リラ山の奥深くにひっそりとたたずむ、リラの僧院を見学する。 僧院の歴史は10世紀前、イヴァン・リルスキという僧が隠遁の地として この場所を選んで小さな寺院を建立したのが始まりという。 色彩豊かな現在の形になったのは14世紀 |
[02] ブルガリア プロビディフの旧市街 6000年の歴史を持つプロビディフは人口37万のソフィアに次ぐ国内第二の都市 |
[03] プロビディフ旧市街の民家 |
[04] プロビディフ旧市街、クリーム色のモダンな色調の建物である。 |
[05] プロビディフ旧市街、 石畳で迷路のような旧市街のつくり、白い壁に赤瓦の塀の中に世界遺産の教会などがあるが その教会は画面の右の方にあり残念ながら描いていない。 |
[06] プロビディフ旧市街 聖コンスタンティン・エレナ教会 教会の中の壁には花や鳥やイコン画がいっぱい描かれている。 |
[07] プロビディフ旧市街、 青空に民家の煙突だけが目についた。 |
[08] プロビディフ旧市街、マルティーヌ博物館 フランスの作家マルティーヌが19世紀始頃住んだ家 現在はブルガリア人の詩人や作家のための会合などに使用されている。 旧市街の中の大きな建造物は このようなオレンジイエローのような色調のものが多いいようだ。 |
[09] コプリフシティツア村プロビディフから95キロ離れた古都。 標高1000mの場所にあり、涼しくて日本の志賀高原をおもわせる。 木陰でスケッチしていると寒いくらい。 ここの古い教会や民家はブルーの壁が特徴のようだ。 |
[10] コプリフシティツア 村の中の民家、左下の家は鶏舎だった。 |
[11] コプリフシテイツア うまく描けてないが屋根も壁も赤くて横に長い形の家 レストランのようだった。 |
[12] コプリシティツア 広場の一角にある、濃いブルーがひときわ印象的なレストランの建物。 |
[13] コプリフシティツア 帰りのバスの出発まえ15分間のスケッチ、描きよい構図だった。 |
[14] ヴェリコ・タルノヴォ バルカン山脈の東部にある地方都市 森に包まれた丘と周囲を蛇行する川の切り立った崖にはりつくように林立する家々 自然と中世の町並みが鮮やかに溶け合って美しい立体的な景観をかもしだしている。 |
[15] ベルコ・タルノヴォ この日は生憎の雨で、滞在するホテルからつづきに張り出しているコンクリートの 橋げたのようなところから見えた景色を描く。 |
[16] ベリコ・タルノヴォ 小雨の中ホテルの近くをスケッチする。 |
[17] ベリコ・タルノヴォ ホテル近くの橋のたもとから対岸に建つ「民族博物館」を描く。 |